屋上防水の防水下地を行う際に覚えておくべき「水分含有率」

屋上を快適に使うために必要な屋上防水の施工ポイント 屋上を快適に使うために必要な屋上防水の施工ポイント

業界の常識【防水下地の水分含有率は8%】

屋上防水の下地処理は、下地の水分含有率が非常に重要となります。水分含有率によって屋上防水工事の成否が変わると言っても過言ではありません。

防水下地には最適な水分含有率がある


どうして防水下地は水分含有率が重要なんですか?
防水下地の水分含有率は、8%以下が望ましいとされています。理由は、水が多過ぎれば防水層に浮きや剥離が生じる可能性が出るためです。屋上防水工事業界で基準とされているのは水分含有率8%以下ですが、時を経るごとに減少して劣化が進むため、定期的なメンテナンスも重要となります。ただし、業者ごとにさらに水分含有率が少ない基準を設けているケースもあります。
水分含有率の基準は?
なぜ屋上防水工事における下地の水分含有率が8%以下になったのかと言うと、コンクリートの水蒸気圧点が水分含有率8%以下であるためです。当然のことながら、水分は打設直後が大きく、段々と減少していきます。120日ほど経つと水分含有率は3%以下になります。一般的な強度のコンクリートの場合、放湿が吸湿も平衡状態になった水分含有率は1.5%となります。

防水下地の種類で変わる最適な処理方法

既存下地の処理方法

防水下地がコンクリートの場合
屋上防水下地がコンクリートの場合、絶縁工法でコンクリートパネルを使用する方法があります。下地処理が簡単になる上に、同時に防水層にもなってくれるため、手間を省くことができます。浮き、しわ、膨れなどの防止効果もあり、次回の回収もしやすいのがポイントです。
防水下地がアスファルト防水砂付仕上げの場合
アスファルト防水砂付下地は、水たまり部分の補修や防水層を撤去したあとの段差修正などに便利な屋上防水下地です。砂が付いている面の下地にも最適ですが、劣化したコンクリートや吸水しやすい下地などには、別途細かい工法を施す必要があります。
防水下地がアスファルトシングル葺の場合
アスファルトシングル葺の屋上防水下地処理を行う場合、防水層の表面をきれいにしたら、しっかり乾燥させて現在の防水層の膨れを除去します。リベースを均一に塗布したら、完成です。気温が低い季節には、下地が固まらないように注意しましょう。
女の人

屋上防水の下地処理をきちんと行うには、下地の水分含有率や処理方法にも目を向ける必要があります。そうすることによって、防水層の施工にも成功するのです。

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